赤ネイルと金木犀


皆さんこんばんは。
また、1日が終わりますね。この時間帯に更新するのは初めてかもしれません。最近ブログをおさぼり気味なので、気分を変えて文字を打っています。

秋が来ましたね、やっと。でもやはり暑い日が来る日もあり、衣替えをしてしまった私にとっては悩ましい日々が続いています(笑)
さて、秋といえば皆さんは何を思い浮かべますか?記憶や思い出によって、食べ物だったり、行事事だったりとそれぞれ浮かぶものは違うでしょう。今回は、私の浮かべる“秋”について少しお話ししたいなと思います。
私にとっての秋、
それは少し暗めの赤ネイル。


……え?ネイル?

って思いましたか?確かに、ピアノを弾く職業でネイルを日常的にする事は出来ません。公の場で演奏する時はもちろん、講師として教える場に立つ時も、爪は清潔を保ち、整えておくのが基本です。
ですがやはり私もお洒落を楽しみたい一人の人間でございますので、オフの日にお出かけする時は、爪にネイルを施してウキウキ出掛けて行きます(笑) 短い爪だから似合わないんじゃない?と思いましたか?私も最初はそう思って、全く試したことがありませんでした。しかしこの美しい色の赤は、短い爪でもしっかりと美しく己を主張してきます。少し暗い色合いなので、それはまるで指先に落ちた赤い紅葉のようで大変美しく、今では秋といえば赤ネイルと考えてしまう程魅了されてしまっています。ちょっと臭いセリフばかり言ってますが(笑)本当に好きなんだな、しょうがない奴めと思ってあげてください(笑)

そしてもう一つ。
シェイクスピアのソネット集。色んな愛が詰まった一冊で、痛いくらいの愛と嘆きが書かれています。哀愁漂う秋に読むとより一層その世界観に没頭できるので、冷え込んだ空気の枯葉舞う公園で、静かに読むのをオススメします。

色や物、物語に感情を揺さぶられる時間は、とても大切だと思います。なぜなら、その世界観に没頭し、空気や匂いも含めて全てでもってそれらに浸ると、己が奏でる音楽にも影響を与えることができるからです。あの時のあの空気とあの言葉は、このメロディーとピッタリだ、とかそう言ったことに関連付けて音楽を楽しめるようになると、より充実したピアノライフを送れると思っております。ただ楽器を鳴らすだけでなく、様々な感情を培って行くのもまた大切な事です。是非皆様も、トライしてみてはいかがでしょうか?

さて、今日はこの辺で。
あ、おまけの金木犀。
これも秋の大好きなものの一つです。教室から少し歩いた所で見つけました。すごくいい香りでしたので、探してみてくださいね!

おまけの金木犀を題名にするのは、個人的なこだわりがあるからです…実は小説の題名っぽくするのが好きでして…笑
ということで、またね!

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