儚い命の花と音

皆さんこんにちは。
最近とても暖かくなってきましたね。
東京では、桜が満開です。
南の島の桜と違って、色合いが薄く、儚くはらはら散る様がとても美しいです。

先日、新宿御苑へ足を運び桜を見てきたのですが、あまりの人の多さにびっくりしてしまいました。このシーズンに来るのは初めてだったので、入口の行列を目にした瞬間、思わず笑ってしまいました。もっと人が少なく静かだったら、言葉を失うほど素晴らしい光景だったのだろうと考えると少し残念です。ですが一歩、また一歩と足を踏み入れれば、桜の淡い色に魅了され、気づけば夢中でカメラのシャッターを切っている私でした。
新宿御苑の桜、美しかったです。
今度は梅雨の頃、お気に入りの傘と長靴で行く予定。今からすごく楽しみ。


御苑の後は師のコンサートへ。
小さなサロンで行われたデュオコンサートは、震える音を間近で味わえる贅沢な時間でした。

憧れの師匠のコンサートへ来たのはこれが初めて。師事してもう2年ほど経つというのに、いつも都合が合わず悔しい思いでしたが、やっと聴くことができました。一言で言いますと、大変惚れ惚れする音楽でした。私の乏しい語彙力では到底表せないものです。ただ美しいだけじゃない、心を揺さぶってくる音に、なんと名前をつけたらいいのでしょう。まるで、溜息のような、はたまた静かに降り積もる雪のような、、、ああ、字で表すことの、なんて難しいこと。実際に聴いたら納得できると思います。切なさに心臓がキュッと締まるような音です。いつか言葉にできたらなと思いますが、一生無理だなとも思っています。なぜなら、言葉にできない感情を表す手段が音楽なのですから。

次回のソロコンサートは7月。
今から待ちきれません。

あ、いつか花束のお話もさせてくださいね。
贈り物にはこだわりがあるので、またの機会にちょっとだけ語らせてください笑

それでは、今日はこの辺で。

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